広告写真、作品、CM、映画、4つのジャンルの境界を越え活動する写真家の全貌
瀧本幹也は1998年に写真家として独立し、「としまえんプール」をはじめ「TOYOTA」、「サントリー」、「Mr. Children / HOME」や「ラフォーレ原宿」など独自の感性で世界を切り取った広告写真、大和ハウス工業「ここで、一緒に」やJR東日本「行くぜ、東北。」などのコマーシャルフィルムを手掛け、見る者に強い印象を残す作品を撮影し続けてきました。2012年から取り組み始めた映画の撮影『そして父になる』ではカンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞、『海街diary』で日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞。また独立当初から写真作品を制作し継続的に発表してきました。その枠のないアイデアと表現は見る者の心を捉え、日本の写真界をリードする存在となっています。
本展は、瀧本幹也のこれまでの活動の軌跡を400点以上の作品を通してご覧いただける大変貴重な機会となります。圧倒的な作品の世界をぜひ体感してください。
瀧本幹也 / Mikiya Takimoto
写真家 / 1974年愛知県生まれ。
1994年より藤井保氏に師事。1998年に写真家として独立し、瀧本幹也写真事務所を設立。広告写真、写真作品の制作、コマーシャルフィルム、映画など幅広い分野の撮影を手がける。東京ADC賞、ニューヨークADC賞 GOLD、カンヌライオンズ GOLD、ACC グランプリ、ロンドン D&AD YELLOW PENCILなど、国内外での受賞歴多数。
自身3作目の映画となる『三度目の殺人』が第74回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に選出された。
本展に合わせ刊行される作品集を会場にて先行販売いたします。