吉田ユニが見せる
クリエイションの新境地

“私らしさは常に更新していたいです”

思わず惹かれる、引力のある作品を数多く生み出す吉田ユニ。
5年ぶりの個展と最新作への想いを聞いた。

2014年の初個展『IMAGINATOMY(イマジナトミー)』に続く、大型個展『Dinalog(ダイナログ)』を開催する吉田ユニ。今や日本を代表するアートディレクターの一人として世に名を連ねる彼女に、最新個展への想いを伺った。

「以前と同じラフォーレミュージアムでの開催ということもあり、この5年で増えた新作を中心に前回の展覧会のパワーアップバージョンとして構成しました。本展のメインヴィジュアルでは“断面”を強調して見せているのですが、これは展示作品の創作過程や今まで見せなかった私のクリエイションの断面を見せるという意味を込めています。自分でも常に新しさは意識していますが、ここ数年は新たな出会いによって自分の中の新しい引き出しが開かれる事も多かった。5年前には、渡辺直美さんや星野源さんとの仕事、雑誌『装苑』での連載などはやっていなかったので、それらを通してまた新たな繋がりができたことも大きかったのかも知れません。ラフォーレ原宿という場所柄、若いお客さんも多いと思うのですが私の作品を知らない人でも楽しめる空間にできたと思うので、ぜひ見て欲しいな」

また、現在展開中のクリスマスシーズンのキービジュアルも吉田ユニが手がけたもの。この時期、クリスマス広告は街中に溢れるため、ありきたりでなく、ラフォーレらしいファッショナブルな見せ方で新しいクリスマスの表現を追求したと彼女は語る。
「遠目でパッと見た時はプレゼントボックス、近くに寄って見たら窓の光の中に女性がいる事に気づく。だまし絵的な発想は元々好きで、見た人が二度見したくなるような、良い意味での違和感を作品の要素に取り入れたいと思っていて。クリスマスシーズンは街中にクリスマスのビジュアルがたくさんあふれるので、より一層今までにない見せ方ができていたらいいなと思っています」

アシスタント時代からラフォーレ原宿のアートワーク制作に関わっていたそうで、「15年くらい携わらせていただいていて、最初は25周年の案件でした。ノートやキーホルダーなどのキャンペーン雑貨を作らせていただきました。独立した今もこうして東京・原宿のシンボルであるラフォーレ原宿の広告制作や、ラフォーレミュージアムで個展ができて本当に嬉しく思っています」

INFORMATION

吉田ユニ展 「Dinalog」

これまでの作品をはじめ、創作過程を覗くことのできるラフスケッチや撮影現場でのメイキングなども展示。また、会期中にはトークイベントの実施や作品集の販売も。館内で一定額以上お買い上げの方には先着でノベルティのプレゼントもご用意しています。

■ 会 期 2019年11月15日(金)~12月1日(日)11:00~21:00(入場は20:30まで)
■ 会 場 6F ラフォーレミュージアム原宿
■ 入場料 無料

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